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3Gシールド・アライアンスが貢献する
高度で最先端の技術を「モノづくり教育」の世界に




3G通信機能とGPS機能などを備えた3Gシールド


   ARDUINO用3Gシールド
今後の開発・製造・普及に向けて
     安価で、短期間で、技術ハードルを下げ(簡単)、中小企業でも試作・プロト版開発が容易に


                                    2011年12月19日
               3Gシールド・アライアンス事務局            高本孝頼
もくじ
1.M2Mとは
2.ARDUINO用3Gシールドとは
3.ARDUINO用3Gシールドの特長
4.ARUDINO用3Gシールドの可能性
5.ARDUINO用3GシールドとによるM2Mの可能性
6.3Gシールドの活用事例
7.3Gシールドの活用の可能性
8.3Gシールド ハードウェア仕様概要
9.3Gシールドの機能について
10.3Gシールドの展開
11 .3Gシール���・アライアンスの貢献・メリット
12.3Gシールド・アライアンス構想
13.アライアンスの展開と今後の計画




                              2
1.M2Mとは
これまでのモバイルがヒトが使うことで普及してきたが、今後は、装置や機器にモバイル機能を持た
せ、ネットで通信しあう世界を実現。このことで、あらゆる分野にて利活用の可能性が広がる。



M2Mの定義
 • 「人間の手によらず、機械や装置が広域ネットワークを介して通信する」ソリューション。(ノ
   キア。ネット��料から:11/10/11)
 • 「モノ(機械)とモノ(機械)の通信により、ユビキタスといわれる世界のインフラ的な役割に
   位置するコンセプト」(NEC技報Vol.63 から)
 • 「センサーや産業用設備などをネットワークで接続し、機器同士がデータを交換することで高度
   な制御を実現」(日経Webサイトから:11/7/25)


関連キーワード
 • スマートグリッド(次世代送電網)、スマートデバイス、スマートオブジェクト、M2Mクラウド、
   ユビキタス、ワイヤレス・センサ・ネットワークなど




                                                   3
2.ARDUINO用3Gシールドとは
Arduinoとは
 • 2005年にイタリアの大学教授らによって廉価で高機能な教育ボードとして開発販売。
   欧州や米国で広く利用されるようになる。
 • オープンハードウェアとし、多くのクローンやシールド(拡張ボード)が販売されるよ
   うになる
 • 最近になって、企業も短期間で低コストのプロトタイプ版の開発が可能として利用※1

 ※1 Arduinoチームにより、2011年9月15日のオープンハードウェアサミット2011の基調講演で発表




Arduino用3Gシールドとは
 • Arduino用の拡張ボードとして、3G通信機能やGPS機能・加速度センサなどを持つ3G
   M2Mモジュールを載せたシールドのボードのこと※2
 • Arduino用3Gシールドを利用することで、M2Mの世界の実現化が容易になり、応用分
   野も環境・エコ・エネルギー・医療・介護・防犯・防災・農業・漁業・観光・娯楽・地
   域など多くの展開が可能に

  ※2 Arduinoのボードにレゴブロックと同じような感覚で拡張できるボードのことをシールドと呼ぶ




                                                      4
3.ARDUINO用3Gシールドの特長
Arduinoの特長
 • 電気/電子専門外の人たちもArduinoを使いこなすことが容易
   (多くの事例やサンプルがWebサイトや出版物で紹介)
 • 安価な各種センサ(拡張ボード:シールド)のデータ取得が容易
 • 各種センサのシールドは多種に渡って安価で販売
 • 試作品やプロトタイプ版の開発では利用実績が増大
 • ハードウェアの知識が無くても情報技術だけで試作開発が容易
 • オープンハードウェアであり、無料の技術情報の公開も多い
 • クローンなどの開発も容易で、試作品から本開発への移行も容易


3Gシールドの特長
 •   Arduinoとボード連結が容易(レゴブロック風)
 •   Arduinoとはデータ連携(送受信)が容易
 •   3G通信機能、GPS機能、3軸加速度センサなどを持つ
 •   開発環境をWeb上で情報公開(予定)




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4.ARUDINO用3Gシールドの可能性

① GPS機能・加速度センサを持った3Gモジュールを持つ
② 広範��(広域ワイヤレス)によるセンサ・ネットワーク技術が利用可能
③ しかも安価、短期間に試作が可能
④ 電子・電気専門外の技術者でもハードルが低い※
     ※ 欧米では、デザイナ系、機械系、情報系などで多く利用されはじめている


⑤ これで何ができるか?
 • M2Mでセンサ・ネット・ワークの実現での試作が安価にできる
 • クラウドによる各種センサデータを蓄積/送信/分析システム構築も容易
 • データ・マイニングとの連携も可能(将来に価値を生むデータが収集可能)
 • GPS機能を使って移動体(生き物や車・飛行機など)、山間部や近海でのセンサ
   データ取得が容易に
 • 無人操作や無人観測などの操作も実現可能




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5.ARDUINO用3GシールドとによるM2Mの可能性
        Arduinoとは                                    3Gシールドとは                         M2Mの可能性
                                                                                 センサ データ
                                                                    3Gシールド        マイニング
                                                                                                                 各種
                                                                      ボード      ・センサーネットワークの実現         DB        サービス
                                                                               ・クラウドによる各種サービス
                                                                               ・オーダによる各種システム構築

                                                                                                       クラウド
                                                                                     自動走行
                                                                     Arduino          農機具
                                                                     ボード

                                                                                                      無人制御ロボット

                                                                                                             危険な環境下での
Arduinoは、すでに2005年からイタリア製の電                        3Gシールドとは、Arduinoと接続が容易な拡張                                  無人ロボット制御
子・電気向け教育ボードとして販売され、その販                            ボードのことで、3G通信機能やGPS機能などを        農機具の自動操縦や
                                                                                 センサデータ取得し
売の勢いは2011年になり大ブレーク。                               持ち、ワイヤレス センサ ネットワークを実現す        クラウド送信
                                                  ることが容易なツールとなる。

                                                                                           遠隔操作監視
                                                                                                            遠隔操作ロボット
                                                                                           遠隔による監視
                                                                                           操作や監視の自
                                                                                           動追尾など



                                                                                      山間部監視

                                                  3G通信のモジュールとしてクアルコム製のIEM
                                                  を利用し、簡易に3G通信とGPS機能との連携、                  人が居ない山間部
                                                  さらに多種のセンサデータの取得なども可能。                    など自動追尾や自
                                                                                           動観測ならびに計        遠隔地のデータ取得
                                                                                           測データ転送          による自動操作
                                                            3Gシールドの特徴
                                                  1)M2Mを実現する3G低価格製品                                   自動データ観測
欧米ではいち早くから大ブレーク。クローン製品                            2)3G通信・GPS機能・加速度センサ保持
やシールド製品まで合わせると大きな市場に拡大。                           3)Arduino拡張シールドとの親和性保持            近海監視
新たに企業が試作・プロト版開発で利用するよう                            4)3G準拠標準ATコマンド搭載
になり、その勢いも増大傾向。                                    5)多くの技術情報をネットで無料公開
      Arduinoのメリット
1)電子・電気の高い専門知識は不要                                      3Gシールドのメリット
2)低コスト・短期間で試作・プロト開発容易                             1)低コストでの3G通信利用のプロト版開発
3)多くの拡張シールド・ボードが入手可能                              2)多種センサとのワイヤレスデータ送信            3G通信が入る範囲の近          橋梁などの振動データを
4)多くの技術情報がネットで公開(無料)                              3)クラウドとの連携・制御                  海で、自動監視・センサ          常時自動観測しクラウド
                                                                                 データ取得                へ送信


※参考: Open Hardware Summit 2011 / Arduinoチーム発表資料                                        2011/11/22 Arduino3Gアライアンス作成
6.3Gシールドの活用事例
                                    クラウド・Webサーバ
                             200

                               0
         600.0
                             -200
         400.0

         200.0               -400
            0.0
                             -600
         -200.0

         -400.0
                             -800
                                                         メール(SMSなど)
         -600.0

                                           データ蓄積・分析
                                           データ観測・監視

           観測・測定
            監視                                                        制御・命令
           制御・命令
                                                      警報・監視
                               制御・命令
                                                      制御・命令            3G通信+GPS機能活用
3G通信+GPS機能活用



                                     LCD
  センサ類                              スピーカ
                  Arduino+           モータ
                  3Gシールド


                 バッテリ                                 移動体など
                                                               家電など    モバイル
              (太陽光電池含む)                                                        PC


 3Gシールドの利用設置は、移動体(車・船・動物・人など)、




                                                                                      8
 バッテリが取れないエリア、山間部、田畑、近海など
7.3Gシールドの活用の可能性




  トラクタ自動操縦    無人ヘリの自動操縦
                             防犯・監視




              近海でのデータ観測
  動物の体調観測      (放射能測定)     電気発電量観測




              臨時の通行量測定
 田畑・山林の環境観測               橋梁の保守(監視)




                                      9
8.3Gシールド ハードウェア仕様概要
■シールドのインターフェイス
  UART(3Vまたは5V)
  電源 5V
■外観
  シャーシ・カバー(PCBおよび回路はむき出しにならない)
  SIMスロット
  UARTおよび電源のコネクトポイント
■3Gデータ通信(日本国内はWCDMA)
  UMTS(850/1900/2100MHz)
  GSM/GRPS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)
■JATE / TELEC 技術基準適合(出荷までに取得)
■GPS (AGPS)
■3軸加速度センサー
■SIMスロット
■動作温度 −10°C から50°C (予定)




                                        10
9.3Gシールドの機能について
•3Gシールドが提供する機能
 – ユーザに下記プリインストール機能を提供

   機能概要            補足説明
   時計の取得・設定機能
   ネットワーク情報の設定機能   APN情報の設定
   GPS機能           現在位置の取得
   加速度センサ機能        加速度の計測機能
   HTTPリクエスト機能     GETメソッドのみ提供予定
   e-mail送信機能      SMTPメールのみ提供予定
   SMS送受信機能        音声通話契約がある場合のみ利用可
   バッテリ状態の取得機能




                                      11
10.3Gシールドの展開
   技術サイト                   関係者

    ソーシアル                  教育機関
   ネットワーク活用               を巻き込む                  資格・試験
                                                マイスタ制度他

 M2M               協業企業                     コンテスト
       吸引力                                  競技会開催
 展開                を巻き込む
コア技術
                                         技術書・教科書
                                          テキスト出版
             Arudino関係者
               を巻き込む
                                    M2M 用 3Gシールド
                                       カスタマイズ

   ホビーユーザ                          データ蓄積・分析
    を巻き込む                          クラウド・サービス

  世の中は
                           Arduinoおよび3Gシールド教育展開
M2Mのコア技術
 を欲している
                          Aruduino 3Gシールド開発提供

3Gシールドが最適




                                                          12
11. 3Gシールド・アライアンスの貢献・メリット
アライアンスの目的は
    3Gシールドの普及への貢献              アドバンテージ
                               先行技術習得
                               先行開発体験
Arduino用 3Gシールドの技術の先行習得によって、   開発技術蓄積
試作・プロト版開発でのアドバンテージを持ち、競
合他社との差別化を優位に進める                アライアンス提供サービス

                                   3Gシールド
先行したテスト版・製品版の優位な入手およびその           テスト版早期入手
技術習得、さらに先行試作などが可能
                                  教育セミナー受講
                                  (初級編・中級編)
戦略的な企業では、3Gシールド技術をベースに、新
たなマーケット開拓や、新規顧客開拓、新規事業な           アライアンス会議
どの展開                              (先端技術共有化)


アライアンスへの加入によって、異業種交流なども           相互技術運用会議
含め、オープンなコミュニティを実現し、相互間で            (相互支援)
の技術運用も高めたモノづくり組織を立上げ、早期
技術習得による立上げを支援                     技術支援サポート
                                  ほかWeb営業支援




                                              13
12.3Gシールド・アライアンス構想
                       アライアンス連携活動

           幹事企業(ムトーエンジニアリング+構造計画研究所ほか)


                            提供側



    先行                   戦略会議
                                     技術者     技術技術
   テスト版      先行試作        技術会議
                                    人材育成     サポート
    提供                    参加
                                                     提
                                                     供
                                                     側
                                                     に
                             受益側

                       アライアンスメンバー


      参加          参加        参加         参加       参加


    企業A      企業B          企業C       研究機関      教育機関
   企業A      企業B          企業C        研究機関     教育機関
  企業A       企業B
             Company    企業C        研究機関     教育機関




                                                         14
13.アライアンスの展開と今後の計画
          展    開
                         M2Mを実現するArduino用 3Gシールドの展開マップ
          市  場                  巻き込む対象者                チーム連携               展        開
          教育向け                                                           3Gシールド販売
    工業高校・高等専門学校                                     ソーシャルネットワーク
                              教育機関を巻き込む
      大学・大学院
    専門学校・地域雇用教育                                                          教育トレーニング
                                                     出版マスコミ関連
      研究機関向け                                                             開発・コンサル
    農業関連 / 海洋関連
                             Arduino関係者を巻き込む
                                                      秋葉原・販売店
  食品関連 / 医療保健関連など
                                                                       データ蓄積・分析・クラウド

          企業向け                協業企業を巻き込む              専門家・プロ技術者
     ソフトウェアSI企業
                                                                       技術情報・テキスト・出版
    Webビジネス関連企業
       製造メーカ                                          ロボット技術者            コンテスト・協議会
       家電メーカ
       住宅メーカ                 ホビーユーザを巻き込む
        ���設業界                                         試作・プロト開発者           資格・試験制度



    今後の計画                                                                               2012年
          1月        2月            3月           4月       5月        6月           7月



                         テ
                         ス        初級編 教育トレーニング               中級編トレーニング              製
       テスト版
                         ト                                                          品
      アライアンス             版                                                          製
        募集               製                       製品版                                造
                         造                    アライアンス募集                              配
                         配                                                          布       本格
                         布                  (プロト版の開発など含む)                           開       展開
 ▲12/19                                                                             始
3Gシールド                                                                              (
発表セミナー                                         開発環境準備                               予
                                               事例紹介準備                               定
                                       Arduino3G.com (Web立上げ)                       )
                                                その他準備
問合せ先

  arduino3g@gmail.com




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Arduino用3gシールド今後の開発・製造・普及に向けて

  • 1. 3Gシールド・アライアンスが貢献する 高度で最先端の技術を「モノづくり教育」の世界に 3G通信機能とGPS機能などを備えた3Gシールド ARDUINO用3Gシールド 今後の開発・製造・普及に向けて 安価で、短期間で、技術ハードルを下げ(簡単)、中小企業でも試作・プロト版開発が容易に 2011年12月19日 3Gシールド・アライアンス事務局 高本孝頼
  • 3. 1.M2Mとは これまでのモバイルがヒトが使うことで普及��てきたが、今後は、装置や機器にモバイル機能を持た せ、ネットで通信しあう世界を実現。このことで、あらゆる分野にて利活用の可能性が広がる。 M2Mの定義 • 「人間の手によらず、機械や装置が広域ネットワークを介して通信する」ソリューション。(ノ キア。ネット資料から:11/10/11) • 「モノ(機械)とモノ(機械)の通信により、ユビキタスといわれる世界のインフラ的な役割に 位置するコンセプト」(NEC技報Vol.63 から) • 「センサーや産業用設備などをネットワークで接続し、機器同士がデータを交換することで高度 な制御を実現」(日経Webサイトから:11/7/25) 関連キーワード • スマートグリッド(次世代送電網)、スマートデバイス、スマートオブジェクト、M2Mクラウド、 ユビキタス、ワイヤレス・センサ・ネットワークなど 3
  • 4. 2.ARDUINO用3Gシールドとは Arduinoとは • 2005年にイタリアの大学教授らによって廉価で高機能な教育ボードとして開発販売。 欧州や米国で広く利用されるようになる。 • オープンハードウェアとし、多くのクローンやシールド(拡張ボード)が販売されるよ うになる • 最近になって、企業も短期間で低コストのプロトタイプ版の開発が可能として利用※1 ※1 Arduinoチームにより、2011年9月15日のオープンハードウェアサミット2011の基調講演で発表 Arduino用3Gシールドとは • Arduino用の拡張ボードとして、3G通信機能やGPS機能・加速度センサなどを持つ3G M2Mモジュールを載せたシールドのボードのこと※2 • Arduino用3Gシールドを利用することで、M2Mの世界の実現化が容易になり、応用分 野も環境・エコ・エネルギー・医療・介護・防犯・防災・農業・漁業・観光・娯楽・地 域など多くの展開が可能に ※2 Arduinoのボードにレゴブロックと同じような感覚で拡張できるボードのことをシールドと呼ぶ 4
  • 5. 3.ARDUINO用3Gシールドの特長 Arduinoの特長 • 電気/電子専門外の人たちもArduinoを使いこなすことが容易 (多くの事例やサンプルがWebサイトや出版物で紹介) • 安価な各種センサ(拡張ボード:シールド)のデータ取得が容易 • 各種センサのシールドは多種に渡って安価で販売 • 試作品やプロトタイプ版の開発では利用実績が増大 • ハードウェアの知識が無くても情報技術だけで試作開発が容易 • オープンハードウェアであり、無料の技術情報の公開も多い • クローンなどの開発も容易で、試作品から本開発への移行も容易 3Gシールドの特長 • Arduinoとボード連結が容易(レゴブロック風) • Arduinoとはデータ連携(送受信)が容易 • 3G通信機能、GPS機能、3軸加速度センサなどを持つ • 開発環境をWeb上で情報公開(予定) 5
  • 6. 4.ARUDINO用3Gシールドの可能性 ① GPS機能・加速度センサを持った3Gモジュールを持つ ② 広範囲(広域ワイヤレス)によるセンサ・ネットワーク技術が利用可能 ③ しかも安価、短期間に試作が可能 ④ 電子・電気専門外の技術者でもハードルが低い※ ※ 欧米では、デザイナ系、機械系、情報系などで多く利用されはじめている ⑤ これで何ができるか? • M2Mでセンサ・ネット・ワークの実現での試作が安価にできる • クラウドによる各種センサデータを蓄積/送信/分析システム構築も容易 • データ・マイニングとの連携も可能(将来に価値を生むデータが収集可能) • GPS機能を使って移動体(生き物や車・飛行機など)、山間部や近海でのセンサ データ取得が容易に • 無人操作や無人観測などの操作も実現可能 6
  • 7. 5.ARDUINO用3GシールドとによるM2Mの可能性 Arduinoとは 3Gシールドとは M2Mの可能性 センサ データ 3Gシールド マイニング 各種 ボード ・センサーネットワークの実現 DB サービス ・クラウドによる各種サービス ・オーダによる各種システム構築 クラウド 自動走行 Arduino 農機具 ボード 無人制御ロボット 危険な環境下での Arduinoは、すでに2005年からイタリア製の電 3Gシールドとは、Arduinoと接続が容易な拡張 無人ロボット制御 子・電気向け教育ボードとして販売され、その販 ボードのことで、3G通信機能やGPS機能などを 農機具の自動操縦や センサデータ取得し 売の勢いは2011年になり大ブレーク。 持ち、ワイヤレス センサ ネットワークを実現す クラウド送信 ることが容易なツールとなる。 遠隔操作監視 遠隔操作ロボット 遠隔による監視 操作や監視の自 動追尾など 山間部監視 3G通信のモジュールとしてクアルコム製のIEM を利用し、簡易に3G通信とGPS機能との連携、 人が居ない山間部 さらに多種のセンサデータの取得なども可能。 など自動追尾や自 動観測ならびに計 遠隔地のデータ取得 測データ転送 による自動操作 3Gシールドの特徴 1)M2Mを実現する3G低価格製品 自動データ観測 欧米ではいち早くから大ブレーク。クローン製品 2)3G通信・GPS機能・加速度センサ保持 やシールド製品まで合わせると大きな市場に拡大。 3)Arduino拡張シールドとの親和性保持 近海監視 新たに企業が試作・プロト版開発で利用するよう 4)3G準拠標準ATコマンド搭載 になり、その勢いも増大傾向。 5)多くの技術情報をネットで無料公開 Arduinoのメリット 1)電子・電気の高い専門知識は不要 3Gシールドのメリット 2)低コスト・短期間で試作・プロト開発容易 1)低コストでの3G通信利用のプロト版開発 3)多くの拡張シールド・ボードが入手可能 2)多種センサとのワイヤレスデータ送信 3G通信が入る範囲の近 橋梁などの振動データを 4)多くの技術情報がネットで公開(無料) 3)クラウドとの連携・制御 海で、自動監視・センサ 常時自動観測しクラウド データ取得 へ送信 ※参考: Open Hardware Summit 2011 / Arduinoチーム発表資料 2011/11/22 Arduino3Gアライアンス作成
  • 8. 6.3Gシールドの活用事例 クラウド・Webサーバ 200 0 600.0 -200 400.0 200.0 -400 0.0 -600 -200.0 -400.0 -800 メール(SMSなど) -600.0 データ蓄積・分析 データ観測・監視 観測・測定 監視 制御・命令 制御・命令 警報・監視 制御・命令 制御・命令 3G通信+GPS機能活用 3G通信+GPS機能活用 LCD センサ類 スピーカ Arduino+ モータ 3Gシールド バッテリ 移動体など 家電など モバイル (太陽光電池含む) PC 3Gシールドの利用設置は、移動体(車・船・動物・人など)、 8 バッテリが取れないエリア、山間部、田畑、近海など
  • 9. 7.3Gシールドの活用の可能性 トラクタ自動操縦 無人ヘリの自動操縦 防犯・監視 近海でのデータ観測 動物の体調観測 (放射能測定) 電気発電量観測 臨時の通行量測定 田畑・山林の環境観測 橋梁の保守(監視) 9
  • 10. 8.3Gシールド ハードウェア仕様概要 ■シールドのインターフェイス UART(3Vまたは5V) 電源 5V ■外観 シャーシ・カバー(PCBおよび回路はむき出しにならない) SIMスロット UARTおよび電源のコネクトポイント ■3Gデータ通信(日本国内はWCDMA) UMTS(850/1900/2100MHz) GSM/GRPS/EDGE(850/900/1800/1900MHz) ■JATE / TELEC 技術基準適合(出荷までに取得) ■GPS (AGPS) ■3軸加速度センサー ■SIMスロット ■動作温度 −10°C から50°C (予定) 10
  • 11. 9.3Gシールドの機能について •3Gシールドが提供する機能 – ユーザに下記プリインストール機能を提供 機能概要 補足説明 時計の取得・設定機能 ネットワーク情報の設定機能 APN情報の設定 GPS機能 現在位置の取得 加速度センサ機能 加速度の計測機能 HTTPリクエスト機能 GETメソッドのみ提供予定 e-mail送信機能 SMTPメールのみ提供予定 SMS送受信機能 音声通話契約がある場合のみ利用可 バッテリ状態の取得機能 11
  • 12. 10.3Gシールドの展開 技術サイト 関係者 ソーシアル 教育機関 ネットワーク活用 を巻き込む 資格・試験 マイスタ制度他 M2M 協業企業 コンテスト 吸引力 競技会開催 展開 を巻き込む コア技術 技術書・教科書 テキスト出版 Arudino関係者 を巻き込む M2M 用 3Gシールド カスタマイズ ホビーユーザ データ蓄積・分析 を巻き込む クラウド・サービス 世の中は Arduinoおよび3Gシールド教育展開 M2Mのコア技術 を欲している Aruduino 3Gシールド開発提供 3Gシールドが最適 12
  • 13. 11. 3Gシールド・アライアンスの貢献・メリット アライアンスの目的は 3Gシールドの普及への貢献 アドバンテージ 先行技術習得 先行開発体験 Arduino用 3Gシールドの技術の先行習得によって、 開発技術蓄積 試作・プロト版開発でのアドバンテージを持ち、競 合他社との差別化を優位に進める アライアンス提供サービス 3Gシールド 先行したテスト版・製品版の優位な入手およびその テスト版早期入手 技術習得、さらに先行試作などが可能 教育セミナー受講 (初級編・中級編) 戦略的な企業では、3Gシールド技術をベースに、新 たなマーケット開拓や、新規顧客開拓、新規事業な アライアンス会議 どの展開 (先端技術共有化) アライアンスへの加入によって、異業種交流なども 相互技術運用会議 含め、オープンなコミュニティを実現し、相互間で (相互支援) の技術運用も高めたモノづくり組織を立上げ、早期 技術習得による立上げを支援 技術支援サポート ほかWeb営業支援 13
  • 14. 12.3Gシールド・アライアンス構想 アライアンス連携活動 幹事企業(ムトーエンジニアリング+構造計画研究所ほか) 提供側 先行 戦略会議 技術者 技術技術 テスト版 先行試作 技術会議 人材育成 サポート 提供 参加 提 供 側 に 受益側 アライアンスメンバー 参加 参加 参加 参加 参加 企業A 企業B 企業C 研究機関 教育機関 企業A 企業B 企業C 研究機関 教育機関 企業A 企業B Company 企業C 研究機関 教育機関 14
  • 15. 13.アライアンスの展開と今後の計画 展 開 M2Mを実現するArduino用 3Gシールドの展開マップ 市 場 巻き込む対象者 チーム連携 展 開 教育向け 3Gシールド販売 工業高校・高等専門学校 ソーシャルネットワーク 教育機関を巻き込む 大学・大学院 専門学校・地域雇用教育 教育トレーニング 出版マスコミ関連 研究機関向け 開発・コンサル 農業関連 / 海洋関連 Arduino関係者を巻き込む 秋葉原・販売店 食品関連 / 医療保健関連など データ蓄積・分析・クラウド 企業向け 協業企業を巻き込む 専門家・プロ技術者 ソフトウェアSI企業 技術情報・テキスト・出版 Webビジネス関連企業 製造メーカ ロボット技術者 コンテスト・協議会 家電メーカ 住宅メーカ ホビーユーザを巻き込む 建設業界 試作・プロト開発者 資格・試験制度 今後の計画 2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 テ ス 初級編 教育トレーニング 中級編トレーニング 製 テスト版 ト 品 アライアンス 版 製 募集 製 製品版 造 造 アライアンス募集 配 配 布 本格 布 (プロト版の開発など含む) 開 展開 ▲12/19 始 3Gシールド ( 発表セミナー 開発環境準備 予 事例紹介準備 定 Arduino3G.com (Web立上げ) ) その他準備
  • 16. 問合せ先 arduino3g@gmail.com ご清聴ありがとうございました。 16