手塩にかけたスイカがずらり 徳島・つるぎで出来栄え競うコンクール

福家司
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 家庭菜園などで育てたスイカの出来栄えを競う「第48回西瓜(すいか)コンクール」が9日、道の駅「貞光ゆうゆう館」(徳島県つるぎ町貞光)であった。

 貞光中央公民館の西瓜教室で栽培方法を学ぶ人たちが自ら育てた品種「祭ばやし777」64玉を出品した。教室の槌谷秀明会長(67)によると、今年は、梅雨前の大雨で病気が広がって枯れたスイカもあったものの、例年並みのスイカができたという。

 この日はずらりと並んだスイカが二つに割られ、県と町の職員らが、外観や糖度、食感などを基準に審査。最優秀の知事賞には、同町貞光の浜田安重さん(66)のスイカが選ばれた。

 10年ぐらい栽培を続けているという浜田さんは「今年は糖度はそれほど高くなかったが、食感や熟度、中身の色などが総合的に評価されたようです」と驚いていた。出品されたスイカは半玉300~500円で即売され、多くの人が買い求めていた。(福家司)

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