泉谷駿介が気づいた「8割」の感覚とは 真剣勝負で得た五輪への教訓

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パリ=加藤秀彬
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 陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ第8戦が7日、パリであり、男子110メートル障害で泉谷駿介(住友電工)が13秒16(向かい風0.6メートル)のシーズンベストで3位に入った。

 ともに決勝に進出した村竹ラシッド(JAL)はスタート前に両ふくらはぎがけいれんし、棄権した。

 男子3000メートル障害の三浦龍司(SUBARU)は8分10秒52のシーズンベストで7位だった。

3位の泉谷、課題は「無欲」

 決勝のスタートラインに立った泉谷は、好調がゆえに欲が出た。

 予選を組1着で通過。最後は流して13秒16と、明らかに調子は良かった。決勝で、世界トップの証しである12秒台と優勝を――。そんな思いが頭をよぎった。

 予選と同じように「8割ぐら…

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この記事を書いた人
加藤秀彬
スポーツ部
専門・関心分野
陸上、サッカー、海外スポーツ