「地域に愛される街に」高知市4商店街の団体が50年で祝賀会

羽賀和紀
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 高知市中心部の4商店街で組織する「協同組合帯屋町筋」が設立されて50年を迎えたことを記念した祝賀会が5日夜、高知市内で開かれた。

 広末幸彦理事長は「70年続くよさこいや50回目を迎えた土曜夜市など、商店街を(イベントの)会場として使う文化が脈々と続くことで、地域の人に愛される街になった」と振り返った。

 協同組合は、郊外型の大型商業施設に対抗するため、現在の「大橋通り」「帯屋町2丁目」「帯屋町1丁目」「壱番街」の4商店街の振興組合が、組織の強化や駐車場の共同経営などを目的として1971年に設立した。

 式典には、県内の政財界関係者ら約180人が参加。70年の歴史を持つよさこいチーム「帯屋町筋」が演舞を披露して盛り上げた。浜田省司知事は「商店街の皆さんには県の産業振興、地域の活性化に多大なる貢献をいただいている」とあいさつした。(羽賀和紀)

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この記事を書いた人
羽賀和紀
高知総局
専門・関心分野
地方自治・人口問題/海洋文化