革新都政から「無党派ブーム」まで 時代を映した東京都知事選の歩み
東京都知事選が7日、投票されている。
過去最多となった候補者数だけでなく、「日本一大きな選挙」だ。
その規模の点から、都知事選の歴史をひもといてみる。
Q 東京都知事選が投票されている。選挙の規模は?
A 今回は、当日有権者数が約1135万人。1995年の選挙では約924万人だったが、その後も人口流入が続き、2007年に初めて1千万人を超えた。1人が当選する選挙では国内最多で、「日本一大きな選挙」といえる。
Q 投票率は?
A 前回までの知事選では、71年の72.36%が最高だ。このときは、革新都政の美濃部亮吉氏が新顔12人を抑えて再選を果たした。一方、最低は鈴木俊一氏が3選された87年の43.19%だった。
平成以降は、40%台半ばか…
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