働く母がつながって社会課題解決に挑む 願いは「川崎から変えたい」

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稲石俊章
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 今年5月の「母の日」の日曜日。JR川崎駅西口の大型商業施設の広場で、「ママ&キッズのあこがれお仕事体験フェスタ」が開催された。

 子どもたちが薬剤師やお花屋さんといった仕事を体験できるブースや働く女性を応援する企業などのブースが並び、ステージでは子どもたちによるダンスや落語、親たちによるダンスなども披露された。

 主催したのは、一般社団法人Miraiall(ミライアル)かわさき。1年前に発足したばかりの団体だ。代表の平松あずささん(47)は開会にあたって「働くお母さんを心から応援したいと思っています」とあいさつした。

FMで思いを語ると賛同の輪が

 平松さん自身、2児の母親で、川崎市高津区で音楽教室を営んでいる。2018年からは市内で起業や市民活動をしている女性約20人で実行委員会をつくり、武蔵小杉駅前で「まんなかフェス」を開いてきた。

 きっかけは、起業などをして…

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