京都の議員・首長の所得公開 国会議員最多は西田氏3020万円
武井風花
京都府内の国会議員や首長、府議らが2023年に受け取った所得が1日、公開された。原則として昨年1年間を通して在職した人が対象。公開された資料は、国会議員は国会内、そのほかは市役所や各議会などで閲覧できる。
府内の国会議員で所得が最も多かったのは西田昌司参院議員(自民)の3020万円。給与所得のほか、自身の税理士事務所の事業所得、原稿料などの雑所得があった。
西脇隆俊知事は、給与所得と講演料で2003万円。市長で最多だったのは中小路健吾・長岡京市長の1956万円で、給与の他に不動産所得などがあった。
府議で公開の対象は43人。最多は近藤永太郎氏(西京区、自民)で、3504万円。議員報酬や給与のほか、不動産所得があった。
京都市議は48人が対象。道端弘之氏(伏見区、自民)の3637万円が最多で、議員報酬や保育園長の給与所得などがあった。(武井風花)