膨らむ無党派層59%、自民の政権復帰後で最高 さかのぼってみると
朝日新聞社が6月15、16日に実施した全国世論調査(電話)で、無党派層が59%(前回5月調査は54%)に達しました。この調査では、自民支持層が19%と、現行方式で調査を始めた2001年4月以降、最低となりましたが、無党派層がここまで増大したのも記録的です。
無党派層59%は、21年10月に発足した岸田文雄政権下だけでなく、自民党が政権に復帰した12年末以降でも最高でした。
ただし、09年9月からの民主党政権時代には、無党派層が60%以上になることがしばしばありました。特に野田佳彦政権時代には、調査の3分の1で60%台を記録しました。
最高は12年4月下旬の69…
この記事を書いた人
- 君島浩
- 世論調査部
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- 政局、政策、選挙
- 【視点】
記事にもあるように,無党派層(政党支持なし層)と共変関係があるのは自民党支持だけであり,野党支持の間に共変関係はないようです.つまり,様々な理由で自民党支持をやめた人は,無党派層に回るけど,野党支持にはいかないということのようです. それは
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