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　11月の米大統領選に向け、共和党の候補者指名争いの起点となる15日のアイオワ州党員集会では、「次のトランプか」と一時関心を集めた人物の去就も注目される。実業家のビベック・ラマスワミ氏（38）。トランプ前大統領が復権を果たした場合の副大統領候補とも目されてきたが、支持は伸び悩み、トランプ氏との溝も露呈し始めている。

　12日、零下20度近い寒さで雪が吹き荒れるアイオワ州のデモイン近郊で、ラマスワミ氏は集会を開いた。「私たちは米国を、私たちが育ったときより偉大な国として継承できる。米国の新世代に手を差し伸べ、導くには真新しい人間が必要だ」。集まった100人を超える聴衆を前に、自らをそうアピールした。

　大統領就任前のトランプ氏と…