ジャニーズ事務所は7日、公式ファンクラブ「ジャニーズファミリークラブ」の会員にメールを配信し、故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、「大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、深くおわび申し上げます」などと謝罪した。また、事務所が17日に社名変更することに伴い、ファンクラブの名称を暫定的に「ファミリークラブ」に変更することも伝えた。

　メールには「この問題に対する会員の皆様へのお詫（わ）びとご連絡がこのタイミングとなり、誠に申し訳ございません」とした上で、「変わらずタレントを応援してくださる皆様の姿に、タレントをはじめジャニーズグループ一同、力強く支えていただいていることを実感いたしております。心より感謝申し上げます」などとつづられていた。

　事務所は17日に「SMILE―UP.」に社名を変更し、補償業務に専念する。さらにタレントらと契約を結ぶエージェント会社を新設し、名称をファンクラブの公募で決めるとしている。「ファミリークラブ」は詳細が決まるまでの暫定的な名称となる。

　また、事務所は6日、グッズなどを販売する「ジャニーズショップ」の店舗の営業を16日までで終了すると発表した。（北野新太）