世界人口、2080年代に103億人でピークに 中韓は「超少子化」

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ニューヨーク=遠田寛生
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 国連は11日、世界人口が2080年代半ばに103億人でピークを迎え、その後は次第に減少していくとの予測を公表した。中国などの出生率低下により2100年ごろには102億人に減る見通しで、10年前の予測より6%(7億人)少ない計算になるという。

 世界の人口は現在約82億人。今後約60年で20億人ほど増えるとみられている。

 ただ、日本や中国、ドイツ、ロシアなど、24年現在で世界人口の28%を占める63カ国・地域は、今年までにピークに達した。さらに48カ国・地域が25年から54年の間にピークを迎えるという。

 特に世界2位の人口14億2…

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この記事を書いた人
遠田寛生
ニューヨーク支局
専門・関心分野
大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング