県に要請書提出 県議や市民団体 レゾリュートドラゴン中止など

徳山徹
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 28日から日出生台演習場(大分県由布市など)で計画されている自衛隊と米海兵隊の共同実動訓練(レゾリュート・ドラゴン24)について、一部県議と市民団体メンバーの計10人が11日、訓練の中止を国などに求める要請書を県に提出した。

 県平和委員会(大分市)の日高幸男事務局長らが県庁を訪ね、危機管理室に要請書を提出した。

 訓練にはオスプレイも参加する。要請書では昨年11月に鹿児島・屋久島沖で米空軍のオスプレイが墜落した事故に触れ、「事故原因や対策の具体的説明はない」と指摘。県民は不安と脅威を感じているとして中止を要請した。訓練で訪れた米軍人が日出生台演習場から外出しないよう要請することなども求めている。

 要請書提出後の意見交換では、日出生台演習場の正面ゲート付近に県が対策本部を設置するよう求める声が上がった。危機管理室の渡部茂登室長は「対策本部を設ける予定はないが、演習場周辺を警戒のために巡回することは検討している」と答えた。(徳山徹)

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