宮沢ひなたに響いた「なでしこは終わらない」 マンUでの自覚と変化
ドイツ、フランス、そしてイングランド。昨夏のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で得点王に輝いた日本代表(なでしこジャパン)の宮沢ひなた(24)には、様々なクラブからオファーが舞い込んだ。それから1年。マンチェスター・ユナイテッド(マンU)への移籍を経て、パリ・オリンピック(五輪)に挑む思いを語った。
――パリ五輪のメンバー18人に選ばれました。
「直近の欧州遠征でそこまで手応えがなかったので、大丈夫かな、という思いはありました。発表を1人でテレビで見るのも嫌だったので、お母さんの職場に行って。みんなから『おめでとう』と声をかけられて、よかったな、と改めて感じました」
「(落選した)3年前の東京五輪のときとは違う感覚がありました。W杯で得点王をとって、ケガ明けでも『やってくれるだろう』という周囲の期待もあると思うので。なおさら、五輪の舞台に立ちたい、という思いはありました」
――5得点を挙げた昨夏のW杯では得点王に輝きましたが、準々決勝でスウェーデンに敗れました。
「あの大会の自分の得点シー…
- 照屋健
- スポーツ部
サッカー、五輪
- 【視点】
もう、あれから1年が経つのですね。昨夏のサッカー女子W杯で刻まれた宮沢ひなた選手のゴールの足跡を、振り返ってみます。 【1次リーグ】 ザンビア戦 2得点 コスタリカ戦 無得点 スペイン戦 2得点 【決勝トーナメント1回戦】 ノルウェー戦
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