ピンチに登板の背番号20、物おじせず 上越総合技術・小川選手
(11日、第106回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 上越総合技術2―5長岡大手)
上越総合技術の背番号20、小川陸(1年)は三回1死一塁、5点差を付けられた状態で救援登板した。「緊張したけど、やるしかないと思った」。3年生捕手阿部圭吾のリードに従い、追加点を許さず、四回は1人の走者も出さなかった。
五回は無死三塁のピンチに立ったが、続く3人をいずれも外野フライに打ち取り、自分の役割を終えた。「物おじせずに、やるべきことをしっかりできる」と高沢亮太監督。
現在の身長は160センチ。「体がまだ育っていないので、たくさん食べて、コースをしっかり投げ分けられるピッチャーになりたい」。はっきりした口調で話した。(戸松康雄)