【日本ハム】3連敗で82日ぶり4位転落...今季ワースト借金2 直近10戦でわずか1勝 福島5回途中KOでプロ初黒星 郡司痛恨トンネル
■プロ野球 オリックス 4-1 日本ハム (6日 ほっともっと神戸) 日本ハムは5位オリックスに敗れ、今季5度目の3連敗。34勝36敗5分で今季ワースト更新の借金2となり、ソフトバンクに連勝した楽天に抜かれ4月15日以来、82日ぶりのゲーム差なし4位転落となった。また直近10試合で1勝1分8敗と大失速となっている。 試合は初回に1番・水谷が三塁打を放つも、後続が凡退。すると先発の福島が2回に宗の適時二塁打で先制を許すと、5回には清宮の野選や、プロ初出場の大里に適時打を許すなど3失点で0-4。打線は6回に五十幡が三塁打を放ち、水谷の内野ゴロ間に1点を返すもその後は得点奪えず敗���た。 スタメンは1番DH・水谷、2番セカンド・石井、3番レフト・松本剛、4番サード・郡司、5番キャッチャー・田宮、6番ライト・万波、7番ファースト・清宮、8番ショート・上川畑、9番センター・五十幡のオーダーを組んだ。 先発の福島は今季8度目の登板で1勝0敗、防御率2.68。前回登板の6月26日西武戦(県営大宮)では6回94球1安打3奪三振3四球2失点(自責0)で勝ち負けつかず。 相手先発・カスティーヨに対し、先頭の水谷が左中間を破る三塁打で出塁も、後続が凡退し無得点。 福島の立ち上がりは、1死から2番・大里に中前安打、紅林は左飛も、4番・森に右前安打で一、二塁。しかし森を捕手・田宮からのけん制でアウトにし得点を与えず。 2回の攻撃は先頭の田宮が四球で出塁し、盗塁を決め二塁へ。続く万波、清宮は凡退し2死。さらに田宮は相手捕手・森からのけん制球でタッチアウトとなり好機を生かせず。 2回の福島は2死から、7番・杉本に12球投じるも四球を与えると、盗塁を許し2死二塁。ここで8番・宗に一塁線を破る二塁打を浴び0-1。 打線は3回、4回と三者凡退に終わる。5回には5番・田宮からの好打順も、田宮が左邪飛、万波が右飛、清宮が投ゴロに倒れ3イニング連続三者凡退。ここまで初回先頭の水谷の安打1本のみに抑えられる。 福島は3回、4回と3人で抑えるも、5回に1死から宗に中前安打、続く頓宮の打球をサード・郡司が痛恨のトンネルで二、三塁になると、福田のボテボテのゴロをファースト・清宮が前進し本塁送球もセーフとなり2-0。さらに2番・大里にライト線への適時二塁打を浴び、2番手・生田目に交代も、紅林に犠飛を打たれ4-0。福島は5回途中90球5安打2奪三振2四球4失点(自責1)で降板となった。 直後の6回には1死から五十幡が初回の水谷以来、チーム2本目の安打となる三塁打で出塁し、水谷の三ゴロ間に生還し1-4。 6回からは3番手・山本拓が登板し、先頭の森に右前安打を浴びるも、西川を併殺打に抑えるなど3人で抑える。 7回の攻撃は相手2番手・井口に対し、先頭の松本剛が右前安打も、郡司が空振り三振、田宮は二ゴロ併殺打に倒れる。8回には3番手・山田に対し、6番・万波が右飛、清宮が空振り三振、代打・マルティネスは見逃し三振で三者凡退。 9回は守護神・マチャドに対し、追いつくことができずゲームセット。福島はプロ初黒星を喫した。