ファインプレー後の阪神・中野の行動をファン称賛「野球の神様はこういうとこ必ず見てる」「手でやってたよね」
「阪神-DeNA」(6日、甲子園球場) 阪神・中野がファインプレーで甲子園を沸かせた。1点リードの八回1死。一、二塁間に飛んだDeNA・森敬の打球に素早い動きを見せたが、捕球直前でまさかのイレギュラー。打球は右翼方向から中堅方向に転がる向きが変わったが、懸命に体をひねって何とかグラブに収めた。尻もちをつくような格好から、一塁にノーバウンド送球を決めて、俊足の森敬を間一髪アウトにした。 【写真】外野芝の上で体勢を崩す中野 その直後だ。三浦監督からリクエストが要求される間、右翼の芝生がはがれていることに気づくと、それを拾って丁寧に素手で元の位置へポンポンと埋め直すしぐさがあった。自らの守備位置ということもあるが、グラウンドを管理する阪神園芸の日頃の手入れを見ているだけに、中野も即座に“修繕”に動いた。 SNSでは「ファインプレーも格好いいけど、芝生の処理も格好いい」「野球の神様はこういうとこ必ず見てると思う」「足でやるんじゃなくて手でやってたよね。人間性出てる感じする」「阪神園芸さんもうれしいだろうし、喜んでるんじゃないかな」といった反響が集まっている。