未来はあらためて負けたら引退、平本は負けたら引退発言を撤回

　2024年7月6日（土）『超RIZIN.3』（7月28日さいたまスーパーアリーナ）のメインイベントでフェザー級で対戦する両者による『朝倉未来 vs. 平本蓮FACE OFFイベント』がシティホール＆ギャラリー五反田にて行われた。 【写真】向かい合った両者のリーチも分かるフェイスオフに 　壇上で朝倉は、「4年くらいずっとやり合ってきて、今更言うこともないんだけど。自分自身、去年情けない姿を見せてしまって、相手どうこうより、俺の大復活です。今までで一番格闘技に向かい合って来たんでマジで自信しかないです。コイツ、たぶん俺に勝ったとしても終わりだと思うんだけど、俺はクレベル（コイケ）とか鈴木千裕に全然勝てると思ってるんで、そのへんのストーリーを見せたいと思います。楽しみにしていてください。 （フェイスオフで向き合って）自信無いように見えましたね。緊張してるのか分からないけど。絶対勝つなという自信になりました。（相手のSNSでの練習動画は）インスタは見てないけど、ツイッターに流れて来るんで見てますけど、あんなのは参考にならないというか、お互いに言えることだけど。本当に練習してるものは、たぶんお互い見せてないんで。あれはパフォーマンスですね（※平本も「同じですね」）。 （4年前と比べ力の差は？）やってみないと分からないけど、どんぐらいの組みの強さとか、結果で分かるんじやないですか。終わってから。さすがに（平本が）総合格闘技しっかりやってるから4年前のキックボクサーのときとは縮まっていると思うけど、ここ最近の俺の成長とかも加味すると、どんぐらいの差があるか……まあやってみないと分からないですね。 （ケラモフ戦での減量苦から改善されている？）そうですね、もう正直、来週でも計量できるくらいなんで。まあそこは結構絞れてるかなと思いますけど。（仕上がり具合は強化について）練習環境がジム自体（JTTに）変わったので、それをこなしているだけですね。 （「総合格闘技の厳しさと喧嘩の強さを見せる」発言について）まあ今回、俺、綺麗に勝とうと思っていないんで。バチバチに行こうと思っている。スクランブルの中での身体の強さや気持ちの強さも（平本は）体感することになるんじゃないかなと。まあ、それがなかったら（自分は）ここまでRIZINで実績ないと思うんで。そこを見せてこうっていう。そこを感じることになるよって感じですね。（引退発言について）俺が負けたら必ず引退します。絶対、100％勝ちます。楽しみにしていてください」とあらためて必勝を宣言。 　対する平本は、「ピリピリしているようなので（朝倉を）あんまりいじめないでください。（フェイスオフで）僕はもう全然元気です。楽しみです、試合が。（このフェイスオフイベントに「行かない」と投稿したのは）あの、みんな冗談を真面目に受け取りすぎですね。（「邪念を捨てるために」Xアカウント削除したことについて）まあ、集中してます、生活に。本当に生活に集中してるって感じで。充実してます。 　フィジカルを徹底的に鍛えているのと、レスリングもグラップリングも全部やってますね。朝倉未来には試合後、『実は練習していなかった』とか、『全然やってなかった』とか負けた後に言われるのもスッキリしないので（朝倉には）全力でやってきてほしいです。（朝倉の「喧嘩の強さ」発言に）何でもいいと思っています。 　やたらABEMA TVとかで『どっちが引退する？』とかスゲー言われてるけど、俺、引退しないスからね。するわけないでしょ。勝手に引退かけてやってくれよって。美しいもんでもないし。朝倉未来の親友の那須川天心も『簡単に引退とか言うな』って言ってましたからね。簡単にお前も引退するなって感じです。引退はしません、どうなっても」と、この試合がどんな形でも最後にするつもりはないことを語った。 　また、フェイスオフに立ち会った榊原信行CEOは「この試合、まだ決まっていないことがある。それぞれが己の存在意義をかけて戦う」と含みをもたせた。