『Marvel's Spider-Man 2』の開発元がハッキング被害に ウルヴァリンのゲーム関連の情報やスタッフの個人情報が盗まれたとの報道

ソニーが声明を発表

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ランサムウェア攻撃グループが『Marvel's Spider-Man 2』の開発元であるInsomniac Gamesをハッキングし、盗み出したデータを売りに出したとの報道があった。

ランサムウェアグループ「Rhysida」は、Insomniacに侵入し、開発中のウルヴァリンのゲーム『Marvel's Wolverine』に関する情報やスタッフの個人情報を入手したと主張している。

cyberdailyによると、Rhysidaは侵入を裏付ける一部のデータ投稿したという。これには、『Marvel's Wolverine』のものとされる注釈付きのスクリーンショット、キャラクターアート、スタッフのパスポートのコピーが含まれる。TheCyberExpressでは、Rhysidaが7日間を期限に、約200万ドル(約2億9100万円)相当のビットコインでデータを売りに出していると報じられている。つまり、期限内にRhysidaが支払いを受けられない場合、盗み出したデータを公開するということだ。

親会社のソニーはInsomniacにおけるセキュリティー侵害の報告を確認しており、現在調査中としている。なお、このほかにSIEおよびソニーで影響を受けた部署はないと考えているという。

SIEはIGN USに対し、次のような声明を発表した。

「Insomniac Gamesがサイバーセキュリティー攻撃の被害に遭ったとの報告は受けております。現在は状況を調査中です。このほかのSIEおよびソニーの部署が影響を受けたとは考えられません」

サイバー攻撃に対する懸念はテック企業でますます大きくなっており、近年ではビデ���ゲーム業界が何度も情報漏洩の被害に遭っている。2020年にはカプコンが大規模なデータ漏洩に見舞われ、『ドラゴンズドグマ2』や『ストリートファイター6』といった未発表のゲームが多数流出。国際法執行機関は10月、事件を起こしたランサムウェアグループをついに逮捕した。

2022年には、『グランド・セフト・オートVI』に関する大量のビデオファイルが盗まれ、ネット上に流出。ハッカー集団「Lapsus$」のメンバーであるArion Kurtajが、7週間にわたる裁判の末、12の犯罪で有罪となった。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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