新機能

アプリまたはゲームのプロモーションやアプリ内課金の宣伝、およびサブスクリプション登録者の維持や再獲得に役立つ新しい方法をご確認ください。

    Apple Vision Proで新しい市場へ展開

    Apple Vision Proは2024年6月に新しい市場での提供が開始され、オーストラリア、カナダ、中国本土、フランス、ドイツ、香港、日本、シンガポール、英国でアプリやゲームを展開できるようになります。

    リビングルームに映し出されたApple Vision ProのApp Storeに「Explore the Cosmos(宇宙を探索しよう)」という見出しが付いた、大きなおおぐま座の画像。

    アプリやゲームは、App Store Connectで選択した地域で自動的に利用可能になります。visionOSアプリおよび互換性のあるアプリの配信状況はいつでも管理できます。また、現地のユーザー向けにプロダクトページのメタデータをローカライズすることもできます。

    App Store Connectのマーケティング新機能

    フィーチャーのノミネート

    アプリの今後のコンテンツや機能強化について、App Storeでフィーチャーしてもらえるよう、Appleの専門のエディターチームにお知らせください。App Store Connectの「フィーチャーのノミネート」を利用すると、新しいコンテンツ(アプリ内イベントなど)や、アプリの機能強化、新しいアプリの発売(または予約注文)についても紹介することができます。フィーチャーのノミネートをする際は、公開予定日、対象となる国や地域、そしてエディターチームが検討を行う際に役立つ追加のコンテキストとなるその他の詳細情報を含めてください。Appleのチームは、素晴らしいアプリやゲームを開発するデベロッパと、それを待ち望む人々をつなげるために、応募された作品をひとつひとつ審査しています。App Storeでフィーチャーしてもらう方法をご確認ください。

    年内に利用可能。

    App Store Connectアプリのマーケティングアセット

    App Store Connectアプリで作成したマーケティングアセットを使うと、新しいアプリの発売、新バージョンのリリース、App Storeでのフィーチャーなど、アプリの特別な瞬間について宣伝することができます。豊富なビジュアルアセットから好みのものを選び、選択したソーシャルメディアチャネルで共有することで、アプリのダウンロードを促進できます。アプリが「今日のアプリ」などで取り上げられると、それを知らせる通知が届くので、アセットを選択して、共有したり、宣伝したりすることができます。

    年内に利用可能。

    カスタムプロダクトページのディープリンクを活用して、マーケティング活動をさらに強化しましょう。ディープリンクを使うと、App Storeにある特定のカスタムプロダクトページからアプリ内の該当部分へ���、シームレスにユーザーを移動させることができます。さらにカスタムプロダクトページをApple Search Adsキャンペーンでディープリンクとともに使用すると、ユーザーがApp Storeで広告をタップしてからアプリ内へと到達するまで、一貫した体験を提供することができます。ディープリンクはApp Store Connect内で割り当てられ、選択した任意のカスタムURL、またはアプリのコードで認識されるユニバーサルリンクを使用できます。

    現在利用可能。Apple Search Adsのサポートは年内に利用できるようになります。

    スクリーンショット要件の簡素化

    Appleではワークフローを効率化をサポートするため、App Store Connectのスクリーンショットの要件を簡素化しました。iOSアプリとiPadアプリのスクリーンショットをそれぞれ2セット提出する代わりに、iOSアプリにはiPhoneのスクリーンショット1枚のみ、iPadOSアプリにはiPadのスクリーンショット1枚のみの提出が必要となります。ご希望の場合は、iPhoneおよびiPadの任意のディスプレイサイズのスクリーンショットを提供いただくこともできますが、必須ではありません。

    今年の秋より要件を更新。

    サブスクリプションオファー最新情報

    自動更新サブスクリプションのウィンバックオファー

    解約したサブスクリプション登録者にアプローチして、App Storeの新しいウィンバ��クオファーで再登録を促しましょう。オファーの設定に基づきAppleがユーザーの利用資格を判断し、該当のユーザーにアプリのサブスクリプションの再登録を促すことができます。対象となるユーザーは、プロダクトページのほか、エディターチームがキュレートする「Today」、「ゲーム」、「アプリ」、アプリ内など、App Store全体でウィンバックオファーを見つけることができます。ユーザーはApp Storeでオファーカードをタップしてオファーの詳細を確認し、アプリを開くか再ダウンロードして、シームレスにオファーを利用できます。

    App Store Connectでウィンバックオファーを作成する際には、インセンティブの種類を選択して、ユーザーの利用資格を判断します。例えば、3か月で9.99ドルというサブスクリプションの割引価格の前払いオファーを作成し、その後の標準更新価格を年間39.99ドルに設定することができます。このオファーを、サブスクリプション���終了から1か月以上経過しているが、以前に6か月以上サブスクリプション登録していたユーザーに対して、提示するように選択します。このような設定に基づいて、対象となるユーザーにApp Storeでオファーが表示されます。ウィンバックオファーを活用するには、アプリが最新のStoreKit 2のAPIを使用していることを確認してください。

    Xcodeテストで、ウィンバックオファーのテストサポートが利用可能になりました。年内には完全に利用が可能になります。

    macOSのオファーコード

    macOS向けアプリのオファーコードを使用して、一定期間の割引または無料のサブスクリプションを提供することで、サブスクリプション登録者の獲得や維持、過去の登録者の再獲得をすることができます。1回限りのコードやカスタムコードを生成し、それをオンラインやオフラインのチャネルを通じて配信します。ユーザーはコード利用URLを介して、またはアプリ内で、コードを利用することができます。

    年内に利用可能。

    StoreKitのアップデート

    StoreKitビュー

    StoreKitビューが強化され、マーチャンダイジング体験を構築する際、より柔軟にカスタマイズできるようになりました。新しいスタイルとレイアウトによって、サブスクリプションオプションをコンパクトに表示できるようになったため、より多くのスペースを使ってサブスクリプションの価値を伝えることができます。わずか数行のコードで、これらのアップデートをすべてのAppleプラットフォームで利用できます。

    今すぐ利用可能。

    アプリ内課金のテストの機能強化

    開発プロセス全体を通じて、アプリ内課金をテストできます。XcodeおよびApple Sandbox環境でのStoreKitテストに関する機能が強化され、より多くの購入シナリオをテストし、正しく機能するかどうかを確認できるようになりました。追加のテストコントロールは、アプリのマーチャンダイジングの検証、トランザクションのエンタイトルメントの確認、請求に関する問題のシミュレーション、およびウィンバックオファーのような新機能のテストに役立ちます。XcodeでのStoreKitテストの設定方法およびSandboxを使ってアプリ内課金をテストする方法をご確認ください。

    現在ベータ版で利用可能。

    オリジナルのStoreKit APIは非推奨

    2024年6月の時点で、オリジナルのStoreKit APIは非推奨となっており、アップデートされなくなりました。最高の性能と最新機能を活用するには、StoreKit 2に対応するようにアプリをアップグレードしてください。StoreKit 2の最新のSwiftベースAPIを使用すると、セキュリティの向上、追加のカスタマーサポートおよび継続的な機能強化により、優れたアプリ内課金体験を簡単に提供できるようになります。

    高度なコマースAPIの導入

    App Storeのアプリ内課金システムには、複雑な収益化ユースケースをサポートするための新しいAPIのセットが年内に含まれる予定です。例としては、サブスクリプションを提供したいと考えているコンテンツクリエイターのアプリ、大規模なコンテンツカタログを持つアプリ、複雑なSKUのバンドル、または同じデベロッパアカウントが運営する複数のアプリにまたがるデジタルコンテンツなどがあります。このAPIへのアクセスの申���にご興味がある場合は、詳細情報やドキュメントが公開される際に通知をお送りしますので、ご登録ください。

    高度なコマースAPIの詳細を確認し、登録して通知を受け取る

    TestFlightの機能強化

    TestFlightを使用すると、アプリやApp Clipをリリースする前にユーザーをテストに招待し、有益なフィードバックを受けることができます。アップデートには以下の内容が含まれます。

    • 招待機能の強化: 招待にベータ版アプリの説明とアプリのカテゴリが追加されたため、テスター候補にアプリやゲームが提供する新機能やコンテンツをより効果的に強調できるようになりました。アプリの配信が承認された場合は、オプションで招待���スクリーンショットを含めることもできます。また、ベータ版に参加しなかった人がフィードバックを残せるようになったため、不参加の理由を把握することができます。
    • テスターの条件: 外部テスターの条件を設定することで、ベータ版アプリのフィードバックを得るための適切なテスターをより簡単に登録できるようになりました。デバイスとOSに関する条件を選択すると、その条件を満たすテスターだけが招待を受け入れることができます。
    • パブリックリンクの指標:パブリックリンクがアプリのテスター登録にどの程度役立っているかを、新しい指標で確認することができます。これによって、何人のテスターが招待を確認し、承諾したかを把握できます。パブリックリンクに条件を設定した場合は、その条件を満たさなかったテスターの数も確認できます。

    年内に利用可能。

    App Storeの検索機能の強化

    年内には、App Store検索に「Focus State」が追加される予定です。これにより、ユーザーが自分のニーズに合った最適なのアプリやゲームをより簡単に見つけられるようになります。Focus Stateを使うと、最近の検索内容や検索候補が表示さ���、過去の検索内容にすばやくアクセスできるほか、パーソナライズされた検索候補も表示されるため、より簡単に検索を開始できます。

    年内に利用可能。

    AdAttributionKitの再エンゲージメント

    AdAttributionKitを使えば、広告主はユーザーのプライバシーを保護しながら、複数のチャネルにわたる広告の成果を測定できます。AdAttributionKitは、高度なアトリビューション情報を提供し、アプリ間ベースのキャンペーンの測定をサポートするため、広告主はより多くのチャネルにわたる取り組みをさらに最適化できます。iOS 18およびiPadOS 18以降では、ダウンロード後にユーザーが再度アプリを利用するタイミングを測定できます。この場合、ユーザーが広告をタップしてアプリを開いた場合、広告主と広告ネットワークは最大3つのポストバックを受け取ることができます。

    今すぐ利用可能。

    App Store Connectの新しいアナリティクス

    Appleでは今年、ビジネスとアプリのパフォーマンスに関するより多くのインサイトが得られるように、利用可能な解析機能を拡大しました。これらのレポートには、パフォーマンスの評価と改善できる要素��特定に役立つ、何百もの新しい指標が含まれています。レポートのカテゴリには以下が含まれます。

    • App Storeのエンゲージメント ― App Storeでアプリを操作したり、他人と共有したりしたユーザーの数
    • App Storeコマース ― App Storeの安全なアプリ内課金システムを使って行われたダウンロード、売上、予約注文、トランザクション
    • アプリの使用状況 ― アクティブなデバイス、インストール、アプリの削除などに関する追加情報
    • フレームワークの使用状況 ― PhotoPicker、ウィジェットなどのOS機能とアプリとのやり取りに関する追加情報
    • パフォーマンス ― アプリのパフォーマンスと特定の機能のユーザー操作の状況

    今すぐ利用可能。